今どんな通貨ペアにエントリーしたらいいんだろう?って通貨ペア選びに悩むことありませんか?
最終的にはチャートを見て判断するんですけど、たくさんある通貨ペアを1つ1つ見ていくのは結構たいへんだし、効率が悪すぎです。
特に私のようにトレンドフォローでエントリーしている人にとっては、事前にトレンドが起きそうな通貨ペアが分かれば時間短縮になります。
今日はトレンドが起きそうな通貨ペアを見つける方法をお教えしたいと思います。
トレンドが起きやすい仕組みとは?
トレンドが起きやすい仕組みは、通貨ペアの片方が強くて(買われている)、片方が弱い(売られている)場合に起きやすくなります。
例えば「USD/JPY」を例にとって見てみると
この赤く囲っているとこで急激な上昇トレンドが起きています。
長期MA(MA=移動平均線)を短期MAが上抜けてゴールデンクロスし、ローソク足も上向きで誰がどうみても上昇トレンドだ!という場面です。
この上昇トレンドが起きている場合の通貨ペアの強弱は、
USD(米ドル)がすご~く買われていて強く、JPY(日本円)が、すご~く売られて弱いという状態です。
逆に下降トレンドはこの逆で、USDが売られていて、JPYが買われている状態ですので、下記のチャートのようにローソク足が下に向かっています。
他の通貨ペアでも同様に、左側にある”基軸通貨”が買われて、右側にある”決済通貨”が売られると上昇トレンドが起きやすいし、左側にある”基軸通貨”が売られて、右側にある”決済通貨”が買われると下降トレンドが起きやすくなります。
- 左の通貨が買われて、右側の通貨が売られると上昇トレンド
- 左の通貨が売られて、右側の通貨が買われると下降トレンド
え~と?こんがらがるわね~
ということなので、今どの通貨が売られすぎてて、買われすぎなのかが分かれば、今現在トレンドが発生しやすい通貨ペアも分かるということになります。
じゃあその売られすぎ、買われすぎの通貨はどうやって見つけるの?ということになりますが、、、
それがひと目で分かる便利なサイトがありますので、ご紹介します!
そのサイトは「Mataf」です。
Matafでトレンドが発生しやすい通貨ペアを見つける方法
まずはMatafにアクセスしましょう→Matafの使用するページに直飛びします!
リンク先に行きましたら、まず赤く囲った「Currency strength」をクリックし、その下の「15Min」をクリックして下さい。これで15分毎の通貨の強弱が分かります。
↓次に見たい通貨を右のボックスから選びます。
クリックすれば右に追加表示されます。
右には初めから主要な5通貨(EUR、USD、GBP、CHF、JPY)が表示されていますが、CAD、AUD、NZDその他も見たい人は左のボックスで選んで下さい。(クリックするだけです)
ちなみに右側にある通貨で必要ないものがある場合は、同じく不要な通貨をクリックすればOKです。
↓で、次に見やすいように時間のところを左にドラッグして見たい今の時間が拡大されるようにします。
↓中心の0.0000のラインより上に行くほど買われすぎ、下に行くほど売られすぎの通貨ということがわかります。
ちょっと重なって見ずらいですが、今一番買われているのが「USD」2番目が「EUR」3番目が「JPY」となっています。
逆に一番売られているのが「AUD」次に「GBP」3番目が「NZD」です。
強い・・・買われすぎ?
弱い・・・売られすぎ?
トレンドが起きそうな通貨ペアの選び方
通貨の強弱(買われすぎ、売られすぎ)がわかったところで、トレンドが起こりそうな通貨ペアを組み合わせていきます。
強い(買われている)通貨 | 弱い(売られている)通貨 |
---|---|
1.USD 2.EUR 3.JPY | 1.AUD 2.GBP 3.NZD |
今最もトレンドが起きそうな通貨ペアランキング
1位・・・USD/AUD
2位・・・GBP/USD
3位・・・NZD/USD
4位・・・EUR/AUD
5位・・・EUR/GBP
6位・・・EUR/NZD
※7~9位はどういう組み合わせかな?
という感じで強い通貨と弱い通貨を組み合わせて行くことで、トレンドが起きそうな通貨ペア候補が簡単にわかります。
ちなみにこの通貨ペアランキングを見て何か気づいたことはありませんか?
USD/AUDのようにUSDが強くて、AUDが弱い場合は、上昇トレンドになりやすいですが、
GBP/USD、NZD/USDはどうなるの?って思いませんか?
私ははじめちょっと、こんがらがりました(笑)
USDって普通左側にあるんじゃないの?なんで右に行ってるの?
こんなことに疑問を持つ人は私だけかもしれませんが、USDだけではなく他の通貨でも右だったり左だったりします。
これはこういうもんなんです。
どんな通貨ペアがあるのか分かっていない時は、覚えるまでちょっと混乱したもんです。
並びは別として、トレンドになりやすい強弱の条件は、
- 上昇トレンド・・・左の通貨が強く(買われている)右の通貨が弱い(売られている)
- 下降トレンド・・・左の通貨が弱く、右の通貨が強い
です。
ご注意
ご注意と言うか1つ気をつけて頂きたいんですが、強い通貨と弱い通貨を組み合わせたら必ずトレンドが発生するとは限らないということです。
あくまで”トレンドになりやすい”、”トレンドが起きやすい”、そういった傾向がありますよ!ということです。
最終的には、直接、チャートを見て判断してくださいね!
え~じゃあ、トレンドになってなかったらこの作業って意味ないじゃん!
いや~・・・そうですね^^
ただ、はっきり言えることは闇雲に全部の通貨ペアを見るより、効率的ですし、今はトレンドになっていないけど、勢いはあるので、そろそろトレンドになるかも?という予想が付きます。
さらに、強い者同士、弱い物同士を組み合わせると、全然動きがなかったり、レンジだったり、転換中だったり、迷い相場だったりと、エントリーするべきではない候補も見つかるので、役には立つと思いますよ。
まとめ
トレンドの発生しやすい通貨を見つける方法!というかMatafのサイトの使い方紹介でしたが、いかがだったでしょうか?
これを使う前は、とにかく通貨ペア選びに時間を取られていて、一度決めても、根拠がなかったので、いや、こっちのほうがもしかしたらいいんじゃないか?とか、見ていないうちにトレンドになってたらどうしよう?なんて、通貨を選ぶのにあたふたして、集中力が散漫になりがちでした。
このやり方を知ってからは、まずトレンドが起きそうなペアをいくつかピックアップして、それだけを集中して見るようにしたので、時間の節約になりましたし、あたふたはしなくなりました^^
ただある程度時間が経つと相場も変わるので、また見直してピックアップし直したりしています。
初心者はUSD/JPYだけ見ていればOK!なんて言う方もいらっしゃいますが、長い時間トレンドが起きない場合もあるので、チャンスを逃しかねません。
まずはともあれ、一度お試し下さい^^
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